オブジェクト指向
最近、仕事をしていて痛感する事があった。
それは、オブジェクト指向プログラミングを理解していない人が意外と多い事です。
今まで幾つかの大規模Java系の仕事をしていた時の事を思い出すと、そもそも設計自体がオブジェクト指向を意識した物になっていない事もあった。
更に、寄せ集めのメンバー。当然、スキルはバラバラ。ここにもオブジェクト指向をちゃんと理解していない人がいる。
現在進行中のプロジェクトもオブジェクト指向で作成している。ここで問題になるのは、オブジェクト指向を理解しきれていない人がコーディングを行うと、形はオブジェクト指向ぽいんだけど、実は普通のスパゲティープログラムだったりする。
特に、普通の構造化プログラミング用の言語に、オマケ程度にオブジェクト指向が取り入れられている言語で、100%オブジェクト指向するのは非常に大変です。メンバーをプライベートに出来ないとか、同一名称異引数のメソッドが作れないとか、構造体をオブジェクトに見せかけてみましたみたいな感じですかね。まあ、言語自体にも癖があり、まるでこの言語の『この言語でどこまでできるか』って実験をしているような感じです。
オブジェクト指向について、ここで論ずる気はないが、オブジェクト指向を理解できていない人は、本を読むなりそういったサイトを探すなりして、自習予習して欲しいものです。